違法な別れさせ屋が、別れさせ屋業界のイメージを悪くしている
一部の別れさせ屋は、違法行為を行って依頼人から高額な料金をせしめたり、詐欺まがいの商売を行ったりしています。
多くの別れさせ屋が真面目に営業しているにも拘らず、なかなか別れさせ屋業界イメージが良くならないのはこういった一部の業者のせいであると言えるでしょう。
違法に営業している別れさせ屋は、法律を順守している別れさせ屋に比べていくつかの点で異なる点があります。
別れさせ屋に浮気調査や別れさせ工作を依頼しようとしている人は、いくつかのことに注意することによって違法行為をしている別れさせ屋に遭遇しないことができます。今回は、その方法についてお話します。
違法行為をしている別れさせ屋は、スタッフの対応が雑
違法行為を行っている別れさせ屋は、暴力団がらみの人間が営業している場合があります。そういった場合は、スタッフが社会人としての最低限のマナーを身に付けていないことが多いです。
例えば、電話をした際の対応に注意してみてください。違法行為をしている別れさせ屋は、敬語もまともに使わないことがあります。別れさせ屋業界全体に対して、緩い印象を抱いている人もいるかもしれませんが、真面目に営業している別れさせ屋は、依頼人に信用してもらうために真摯に対応するものです。
電話対応や敬語以外にも、人としての心遣いができているかにも注意してみましょう。例えば、別れさせ屋に依頼してくる人というのは、結婚相手の浮気など、なかなか口外しずらい繊細な問題を抱えているものです。よって、別れさせ屋は依頼人から話を聞く時はそういった点に充分気を使わなければなりません。
違法行為をしている別れさせ屋はこういったところに気が回らないので、慎重に話を聞かなければならないところでも、依頼人に対してずけずけと浮気や別れに関しての質問をしてしまうのです。
こういったデリカシーのない別れさせ屋も、違法行為をする可能性があるので十分気を付けてください。
違法行為をしている別れさせ屋はきちんとした事務所を構えていない
違法行為をしている別れさせ屋は、しっかりとした事務所を持っていないことがあります。各地で違法行為を繰り返して、警察から逃げ回っているところは事務所を構える余裕がなく、事務所を持っていたとしてもプレハブのような粗末なつくりであることが多いのです。
よって、別れさせ屋に依頼して最初の顔合わせの場所に事務所以外の場所を指定されたら要注意です。喫茶店などを指定してくる違法な別れさせ屋は多いようなので、そういった場合は事務所がしっかりあるかを確かめましょう。
また、事務所を持っていたとしてもまだ安心はできません。
各地を転々としている別れさせ屋の事務所は、普段仕事をしている形跡があまり見られないことが多いです。あまりにもきれいすぎる事務所や、ものが少ない事務所を構えている別れさせ屋には十分注意しましょう。
違法行為をしている別れさせ屋は会社の情報を公開していない
違法行為をしている別れさせ屋は、会社の情報を隠す傾向にあります。各地で違法行為を行っているような別れさせ屋は、経営者の顔がばれるとまずいので、ホームページ上で経営者の写真を公開しているようなことはまずありません。
また、違法行為をしている別れさせ屋は経営者の名義を他人から借りている場合があります。こういった場合は、ぼろを出さないために経営者の名前も記載していない場合があります。
また、会社の詳細な情報を公開してしまうと過去の違法行為がばれてしまうことがあるので、別れさせ屋に依頼する際にはホームページなどをよく見て情報公開がされているかどうかを十分に調べましょう。
違法行為をしている別れさせ屋は料金設定があいまい
違法に営業して、依頼人に対して高額な料金を請求する別れさせ屋は、料金設定が明確でない場合があります。
ホームページ上には、「料金の詳細はご相談際に提示させていただきます」などと記載しておきながら、相談をしてみたら違法に高額な料金を請求してくる別れさせ屋があったり、追加料金について明確に記載していない別れさせ屋もあります。
追加料金についてあらかじめ触れずに、「交通費がかかったので」「必要経費として」「成功報酬として」などと言ってどんどん料金を請求してくるのがそういった別れさせ屋の手口です。こういった別れさせ屋はそもそも真面目に別れさせ工作をしていないことも多く、証拠として提示してくる請求書も架空のものであることがあります。
こういった違法な別れさせ屋に引っかからないためには、契約を結ぶ際に料金のことについて詳しく説明を求めるのが良いでしょう。
別れさせ屋業界にはびこる一部の悪徳業者に引っかからないためには、依頼人側が正しい知識を持つことが大切です。別れさせ屋業者に騙されるのが怖いから別れさせ屋に依頼しないのではなく、キチンとした別れさせ屋を見抜けるような目を養いましょう。